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| インテル逃走中** [PR]× [PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。 高校1年・・2所詮、千石は千石だ。 亜久津は目の前で、深津と仲良く話している千石を 冷淡な目で見つめていた。 あれだけ警戒していたにもかかわらず、暫くしたらこれだ。 相変わらず、隣では穂波が微笑んでいる。 「あ、そうだ。この後、教室でHRがあるんだった。3人とも クラス編成の紙もらった?」 千石が首を横に振る。 深津が3人にプリントを渡した。 「オレ4組だ。・・って担任、深津さんじゃん!!」 千石が嬉しそうにはしゃいでいる。 暢気なやつだ、と亜久津がプリントを見ながら思っていると 突然、目を見開いた。 「俺は5組みたいだね。あれ?あっくんは何組だったのかな?」 そう問い掛けてきた穂波を、亜久津はキッと睨んだ。 そうだ。こいつはわかって言ってきてるに違いない。 「・・5組だ。」 ボソっと言ったが、千石には聞こえたらしく、一緒でよかったじゃん などとふざけたことを言いだした。 「じゃあ、今日から皆よろしくね。」 深津の挨拶に、何人かは威圧感を感じてか固まっていたが、 だいたいの人は興味なさげに聞いている。 不思議なくらいやる気のない学校だな、と千石は珍しく思った。 そんな千石も、途中からは話に飽きてきたのか、周りをキョロキョロ と見回し始めた。 その時になって、初めて左隣の人がいないことに気付いた。 初日から来ないなんてすごいな、と見当違いの尊敬をしていると、 いきなり教室の扉が開けられた。 全員の注目が、扉を開けた人に注がれた。 「あ。」 最初に声をあげたのは千石だ。 「どうした?千石?」 千石はその人を見つめたままだ。 「深津さん、彼テニス経験者だよ。」 その言葉を聞いて、入り口に立っていた人はなぜか全速力で廊下 に逃げていった。 「千石!!追いかけるんだ!!」 「了解!!」 千石は颯爽と教室を出て行った。 クラスの他の人たちはわけがわからないといった様子だったが、 深津は特にフォローもせずHRを続けた。 「まて~~~!!!!」 2人の追いかけっこは、学校初日にしてはあまりにも珍しい光景 だった。 いろんな人が振り返ってきたが気にせず、追いかけっこを続けて いた。 「なんでとまってくれないんだよ~~!!」 「やーがえーかけてくるからだろ!!」 暫くすると、すでにHRが終わったのか阿久津と穂波が廊下を歩い ていた。 「あっくんそいつ捕まえて!!」 突然のことで亜久津は驚いていたが、亜久津は仕方なく逃げてい るやつの前で止まった。 亜久津は走ってくるそいつを捕まえようとしたが、そいつは亜久津の 足の間をスライディングしてすり抜けていった。 「チッ。運動神経いいヤツだな。」 「あっくんも追いかけてよ!!」 捕まえられなかったのが悔しいのか、亜久津も千石と一緒に走りだ した。 穂波はそんな3人を、いつもの笑顔で眺めていた。 「馬鹿だなぁ。」 ぼそっと呟き、3人とは別の方面へ歩きだした。 「いちまで追いかけてちゅーさんだよ!!いったーふらーだろ!!」 「何言ってるのかわかんないって!!」 相変わらず、追いかけっこは続いていた。 誰もやめる気はないらしく馬鹿みたいに走っていた。 しかし、途中から走りだした亜久津の方が体力が残ってるためか、 だんだんと追いついてきていた。 「おら、てめぇももう終いだ!!」 その声にやつが舌打ちをした。 その時、ちょうど3人の前方に1人の男子生徒が歩いていた。 すると、やつはいきなりその男子生徒の腕を引っつかんだ。 「後、ゆたしく」 そしてそのまま亜久津の方に投げ飛ばした。 「うわぁぁぁぁ!!!」 バランスを崩した男子生徒は、見事亜久津に命中した。 見事にこけた亜久津は舌打ちをして、男子生徒の顔を見た。 顔を見て更にイライラを募らせた。 「てめぇ、よくもやってくれたな!!」 「ひぃぃぃぃぃ!!!!!!亜久津!!!!!」 亜久津の怒鳴り声に男子生徒は身を震わせた。 「これから3年間、よろしくよぉ?福士ミチル・・。」 福士は亜久津を前にして、まったく動くことができず、何とか 引き攣った笑みを返すことしかできなかった。 入学式早々、ここに入学したことを後悔した福士だった。 「君、やることセコイよ!!」 「やくとぅ追いかけてちゅーさなって!!」 2人とも随分へばってきているが、それでも追いかけっこは 続いていた。 もう同じところを何回も走ってる気がする。 「も、だめかも・・。」 先に弱音を吐いたのは千石だった。 その声に相手はニヤリと笑った。 「よし、なまのうちたーち・・」 「止まれ、平古場凛!!・・なんちゃって。」 2人がその声に立ち止まった。 すると目の前にはなんと、穂波が立っていた。 「え?なんで?」 千石は疑問の声をあげた。 勿論、穂波はいつも通りの笑顔だ。 「先回りしただけだよ。ぐるぐる回ってるみたいだったからね。」 そう言うと穂波は平古場の方に歩みより、平古場の両腕を掴んだ。 「はい、捕まえた。」 千石も平古場も一瞬、何が起こったのかわからず固まってしまった。 穂波はそんな2人はお構いなしで、平古場を引っ張って教室へ戻って いった。 「え?え?」 廊下には千石だけが取り残されていた。 ミチルと凛たんw 沖縄弁は変換ソフトなんであってるかわかりません。 何したいんだかって感じですね。 突っ込まないで。 文才ほしい・・。 PR COMMENTSCOMMENT FORM TRACKBACKSTRACKBACK URL | |