忍者ブログ
     
プロフィール

HN:
07
性別:
女性
自己紹介:
適当に生きてます。

カウンター

リンク



リンクはご自由にどうぞ。
持ち帰ってください。


インテル入ってない
hiomoon様。
パソコン擬人化サイト。



お世話になってます。↓










ドラゴンクエスト専門サーチエンジン Dragon Quest +



アクセス解析
OTHERS
Designed by TABLE ENOCH
Powered by [PR]
 

[PR]

2026/06/12 (Fri) -

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


高校1年・・9

2010/03/08 (Mon) - ぼくらの青春時代


去年の夏は柄にもなく、大会とかいうもんに出ていた。
今年の夏も柄にもなく、部活とかいうもんで汗水垂らして
練習している。

千石がそろそろ大会に出たいと騒いでいた。
俺は柄にもなく、それもいいと思ってしまい、軽い自己嫌悪に
陥ったのは昨日のことだ。

「あっっっっっっっちゅぅぃ」
 
「可愛く言ったって、キモイ。んでぃいーんか、これで
 あちさんぬ?」

いつもの部室そばの木の下で芋虫が2匹転がっていた。
沖縄育ちの彼もなんだかんだ言って暑いのだろう。
俺はその2匹を試しに踏んづけてみた。

「うわ!!あっくんひでぇ!!」

「じゃあ起きろ、深津のヤローが口元だけ笑ってたぞ。」

そう言ってやれば、芋虫どもは急に顔から血の気が引き、
暑さなんてふっとんでしまったのか、いそいでテニスコート
へ戻っていった。
この嘘は当分使えるようだな。

やつらがどいた木陰に腰掛けた。
コートよりかは幾分か涼しい。
しばらく涼しさを満喫するために、目を閉じた。

「・・亜久津って何気にそういうイタズラ好きだよな。」

耳元で囁かれた言葉に、ぶわっと鳥肌がたった。
振り返れば、深津が至近距離で微笑んでいた。
こんな暑い日なのに、額には汗一つかいていなかった。

「亜久津も暑いとか思うんだね。」

「てめえは俺をなんだと思ってる。」

「じゃあ涼しいとこでも皆で行こうか。」

こいつとは会話にならない。
深津は何を一人で納得したのか、よかった手配をすましちゃおう
とか、ぶつぶつ一人で言っている。

「うん、ということで軽井沢行き決定。」

「・・は?」




軽井沢は天国のようだ。

そう、福士が表現したのはあながち間違ってもいないだろう。
神奈川とはえらい気温の違いだ。
あのぐらいの暑さで、とぐちぐち言っていた平古場も千石と
はしゃぎ回っている。

「皆、大会のこと忘れてないよな?」

「もちろん!!大会楽しみにしてたんだから!!」

そういい千石はウキウキしながら本日の宿泊施設へと入って
いった。
他のメンバーも後へと続く。

入って早速、千石と平古場は露天風呂の場所を確かめだした。
本当に大会目的で来たのか疑わしい。

「とりあえず明日の大会に備えて、今日は早く寝ちゃってね。
 遊ぶのは大会の後。」

深津の言葉に、はーいと2人が返事をして大人しく宿の手配を
すませた深津の後をついていった。
宿はある程度高級で、大会の遠征などで休めるようなところで
はないように思えた。
それを不思議に思ったのか、福士がキョロキョロと周りを見渡し
ながら疑問を口にした。

「え?そんなの、ちょっとお願いしたら許可が下りたよ。」

さらっと言った深津に、俺と福士は聞いたことを後悔するのだった。

「先生も、なんだかんだで楽しみたかったんですね。」

一番後ろから付いてきている穂波は、いつもどおりの恐い発言を
残してそそくさと部屋へと消えていった。




次の日。
天候は絶好の大会日和であった。
清清しい空気に千石や平古場だけでなく、俺までいい気分になった。
試合会場だというのに、あまり緊張感もなくすごしていた。

「ふあー、大会終わったらお風呂入りたいなー」

千石が若干眠そうに言う。
それに平古場がそうだね、と返事を返す。
 
「おいおい、ちゃんと試合してくれよ」
 
唯一呆れ気味に返すのは一応、部長の福士だ。
そんな様子を穂波はいつもどおりニコニコと見つめている。
 
「はい、これ対戦表」
 
どこかから帰ってきた深津が紙を部長に手渡す。
見てもわかんないな、と福士は苦笑した。

「まあ、勝てばいいってことでしょ?」

あまり考えずに千石がいった言葉に、あ、っと深津が続ける。
なにやら嫌な予感しかしない。

「もし負けるようなことがあったら・・ね?」

その禍々しい笑顔に4人はコクコクと頷く。

後ろから福士の対戦表を覗いていた穂波はそんな反応は物とも
せず、一番最初なので行ってきます。と言い残して試合へと
向かった。





「ふうー、しみるわー」

「おっさんくさい」

なにやら渋い顔で風呂につかっている千石をジト目で平古場が
みている。
穂波はなにやらずっと風呂の成分表を見つめているので目を
そらしておく。

「おれ、絶対、深津さんに殺される・・」

今日の試合が思わしくなかった福士は言い知れぬ恐怖と
戦いながら風呂につかっているため、ガタガタと震えている。

「いやーしかし、なかなか強かったよね」

今日一番成績がよかったのは不服だが千石だ。
といっても優勝は逃してしまった。
高校生向けの試合ではないので仕方がないのかもしれないが。

「さっき言ったこと、忘れたわけじゃないよな?」

声に振り返ると、入り口で深津が仁王立ちをしていた。
どこも隠さず全開で。
うわー立派だなー、とおかしな感心をしているのは平古場だ。

「さっきいったこと?」

温泉で和んでしまったことで、すっかり試合のことなど忘れて
しまったのか、千石は首をかしげた。

「負けたら・・ってやつだよ」

そういって意地の悪い笑みを浮かべる。
迂闊にもそのことを忘れていた俺は急に背筋が冷たくなった。

「え・・負けって、俺は大丈夫だよね?」

千石の笑顔がだんだん引きつっていく。

「ん?お前だって優勝できてないじゃないか」

深津がいつもの悪魔に変身する。
4人は風呂の中で後ずさった。
そこの穂波、ニコニコしてないで助けろ。

「まあ、俺も鬼じゃないからそんなひどいことはしないよ」

「・・鬼だr「なんか言った?あっくん?」」

地獄耳だ。
俺の本当に小さな囁きにすかさず反応した深津に4人は
風呂だというのに顔が青ざめた。
余計なこと言うな、という目で3人が俺を見てくる。

「うん、普段の練習メニューを強化するってので許してあげる」

「あの、普段のメニューは既に鬼ちk「文句なんかないよね?
ミチル?」

俺たちはただコクコクと頷くしかなかった。

「・・ところで深津さん、そこ隠したらどうですか?」

KYキング穂波の発言に深津はハハハっと高らかに笑うだけ
だった。


後日、部室に行くと練習メニュー表に『鬼畜メニューver2』と
書かれていた。
もう俺は突っ込む気力が残っていなかった。




久々に書いたら意味不明www
PR

PREV HOME NEXT

COMMENTS

COMMENT FORM

TITLE

NAME

EMAIL

HOME
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字PASS
COMMENT

TRACKBACKS

TRACKBACK URL